- 滝川市榎本さん
- 30代女性農家
- 畑の野菜を見ながら今日の献立を考えるって、とても幸せです
- 幼少期は旭川市で育ち、函館に住んでいたこともあります。
27歳で今の主人と出会い、結婚。その際、主人は「滝川市の実家で農業を継ぐ」ことが決まっていたため、結婚と同時に滝川市民となりました。
結婚して10年近くたち、現在は20ha(稲作13ha、畑地7ha)の農家として暮しています。
家族構成:夫・子ども2人
移住の経緯
- 地方移住の背景・滝川市を選んだ理由
- 結婚を機に、滝川市出身で札幌居住だった主人のUターン(農業後継者)として当地に居住開始したものであり、自発的な『地方移住』とは異なります。
滝川市の魅力
- 滝川市の満足度
- 「まあ満足」レベルです。「田舎過ぎず、都会過ぎず」ちょうどいい感じ。
最初は、「外から来た人」のような感じで、受け入れてもらえていない感じがしていた。しかし、10年近く住み、徐々に友達も増え、農業の勉強にも加わり、今では札幌に農家の会合に参加するまでになりました。プライベートではお菓子づくり、料理を楽しんでいます。自分専用の畑(3.5aほど)も持たせてもらって、研究・工夫しながらイタリアン野菜づくりに挑戦しています。畑の野菜を見ながら、今日の献立を考えるって、とても幸せです。子供たちも自然の中でゆったり育てることができますし、冬は敷地内だけでもスキー遊びができます。
滝川市の依頼でJICAの外国人農業研修も受入れた。今年はスリランカから8人来て、稲刈りやトラクター運転の勉強をしていきました。こんな交流も農業ならではの楽しみですね。
- 住み心地
- 交通の利便性は車がないと暮せません。JR、バスは遠く、ガソリン代が嵩むので、用事はまとめるようにしています。買い物は滝川市でも江部乙地区はお店が少ないです。ほとんどまとめ買いになります。車で動くので不自由はありませんが…。
病院などは、滝川市内のほか、砂川市にも大きな病院があるので、不安を感じたことはありません。子育て環境も学校と地域が子供を守る体制ができています。誰でも子供のことを知っているし、地域の人を信頼できるので安心しています。子育てには良い地域です。
滝川に住むと決まった当初は、「滝川市内に賃貸住宅を借りて、通いで農業をしよう」と考えたが、家賃が高く、一戸建てを新築して支払った方がいいということで新築した。
札幌に比べて水道代が高いです。ガソリン、食品も高いかなと思います…。
農業の仲間でエアロビをやったり、日ハムの応援に札幌に出かけたり、札幌ドームマルシェに野菜を持ち込んだり、いろいろと楽しんでいる。
いま、農家同士の勉強会にも参加し、農業経営・安全対策も勉強中です。
農業なので自分たちは問題ないのですが、若い人が勤めを探すのは厳しいと思います。
- 伝えたい魅力
- 空が広い。見晴らしがよく、四季を感じられる。雲海にも出会える。
中空知と言えばジンギスカンの本場。小林ジンギスカンはイチオシです。また、見渡す限りの田園風景や納屋でのバーベキュー、ジンギスカンは最高の楽しみです。
札幌にも旭川にも近く、行動範囲が広げやすいですしゆったりとした時間で暮らすことができるのが魅力ですね。そして、なんといっても米の美味しさ!
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