※掲載記事は平成28年現在の情報です。
滝川市 佐藤さんは「滝川市地域おこし協力隊」任期終了後、滝川市に定住されました。
- 滝川市佐藤さん
- 30代男性自営業(革製品製作・販売)
- 「滝川市地域おこし協力隊」の誘いを受け、即決しました
- 北海道札幌市生まれ。札幌市内の専門学校を卒業後サラリーマンとして勤務し、その後27歳で脱サラし札幌の革製品店で修行したのち、工房を立ち上げた。2015年、札幌のイベントに出展した際に、滝川市の職員と出会い、「滝川市地域おこし協力隊」の誘いを受け、即決した。
同市の中心部にある「滝川クリエイターズショップ匠」に革製品のショップをオープン。現在は、革製品の製造・販売を通じた産業振興・都心部の活性化のほか、商店街のイベント企画など地域おこし協力隊として活動している。
移住の経緯
- 地方移住の背景
2015年、札幌市の地下歩行空間で行われたものづくりイベントに出展した際に滝川市の職員と出会い、「滝川市地域おこし協力隊」の誘いを受け、即決しました。この方と出会っていなければ、地方移住は考えていませんでした。助成金をいただきながら、「自分の店」を持てる仕組みに共感し、その場が滝川市だったということです。2015年8月に「滝川市地域おこし協力隊」に採用され、同市の中心部にある「滝川クリエイターズショップ匠」に革製品のショップをオープンしました。
滝川市を選んだ理由
「滝川市地域おこし協力隊」の誘いがなければ、地方移住は考えていませんでした。「移住」が先に前提となっていた訳ではないので、他の地域との比較・検討は行っていないです。
滝川市に4店舗、隣接の砂川市や赤平市に全国的に有名な同業者(革製品)があることもモチベーションになったかも知れないです。
また、滝川市はほぼ北海道の真ん中に位置しているので、仕事の関係で札幌、旭川に行くにもアクセスが良いです。気分転換を兼ねて、趣味のバイク(カワサキの1,500ccバルカンドリフターを愛用)に跨り、札幌はもちろん、旭川、富良野と近隣地域を訪れる拠点としても良いです。
滝川市の魅力
- 滝川市の満足度
- 100点満点で満足しています。滝川市に来てから最初に出会った人(美容室)を基点に、次々と出会い、輪が広がり滝川市内だけではなく、ネットワークが広がっている。せっかく、縁があって滝川市に移住したので、これからは自分が人づくりをお手伝いし、地域の発展に貢献するつもりです。革製品の分野でも、滝川で取れる玉葱の皮を草木染として革製品の着色に利用するなど、地域の材料を開発したいと考えています。
今の役割をしっかり果たし、滝川市に定住して、3年を目途に本当の意味で「革の製造・販売の仕事で独立」を目指しています。
- 住み心地
- 滝川市は、JR,バスなどが充実しているし、高速道路も利用できる便利な地域で、札幌へ帰省するにも適度な距離感だと思います。スーパーやコンビニも多く不自由はないですし、市立病院など市内にも病院は多いのに加え、砂川市にも大きな病院があり不安はありません。
滝川市に住み始めるまで「一人暮らし」をしたことが無かったのですが、家賃は少々高いような気がします。滝川市は札幌市に比べ水道代が高いように思います。
店舗(「滝川クリエイターズショップ匠」内)の近隣は銀座通り商店街で、古くから商売をしている方がいらっしゃるので、その方々との交流もあり、自ら商店街の加盟店となってお付き合いをしています。
- 伝えたい魅力
- 滝川市は田舎でも都会でもなく、住みやすい街で滝川丸加高原展望台からの景色は最高です。自然を活かして暮らし、それを特産品にまでしている滝川市の代表的な産業は農業です。菜の花は作付日本一であり、菜種油が有名です。また、玉葱などの農産物や松尾ジンギスカンのように「食の魅力」が大きいです。また、空に関連するイベントは滝川市ならではの魅力で「ランタンフェス」や「サマースカイフェス(グライダー)」などが開催されています。
- 佐藤さんが手掛けるショップ
- Jamais Vu Cuir(ジャメヴュクイール)
Jamais Vu Cuir Official Website
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