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移住者の声


砂川市 権田さん
砂川市権田さん
80代男性無職
移住を思い立った理由は、『定年後は趣味生活を満喫する』こと
東京都生まれで、高校卒業後に都内の出版社に勤め平成7年に61歳で定年退職しました。55歳の時に都内で『砂川土地開発公社』による土地分譲の説明会開催の小さな新聞告知を目にし、参加しました。即決で「100坪、500万円」の土地を購入予約しました。定年退職が平成7年4月で、2ヶ月後には現住地に新居の建築を開始し、10月に完成するまでの4か月間は滝川市内にアパートを借りて過ごしていました。
家族構成:

移住の経緯

砂川市 権田さん

地方移住の背景

移住を思い立った理由は、『定年後は趣味生活を満喫する』ことに尽きます。
第一の趣味はスキーで、小学校4年の時に学童疎開で行った宮城県鳴子温泉でのスキー体験がキッカケで『スキーの虜』となり、就職後(20歳くらい)の頃に本格的にスキー愛好者となりました。以来、ニセコ、ルスツなど北海道のスキー場にも度々訪れていましたが、その内『定年後は北海道に移住し、スキー三昧の余生を送りたい』と思うようになりました。
第二の趣味はラジコン(RC)飛行機で51歳頃から始めました。
当初は、自宅近くの荒川河川敷で楽しんでいたのですが、徐々に住宅が立ち並ぶようになり、飛行させにくくなったため、富士山麓にRC飛行場を持つ愛好クラブに入会し、休日には片道2時間、往復5千円の高速料金をかけて飛ばしに行っていました。

  • 砂川市 権田さん

砂川市を選んだ理由

スキーとRC飛行機という2つの趣味が満喫できることが最大の理由です。
冬季のスキーは、かもい岳スキー場を中心にとても便利であること。RC飛行機は先の「土地分譲説明会」の際に説明職員に問い合わせたら『石狩川河川敷のサッカー場で可能では』との回答があり、2つの趣味を楽しむ条件が揃ったのです。(※現在、RC飛行機はスカイフレンド赤平の会員となり、赤平航空公園などで楽しんでいます。)
しかし、移住先の検討に際しては、何となく「室蘭もいいかも」との思いもあったが、風が強い、坂が多いなどの理由で早々に候補から消えました。
一般的には“冬の厳しい北海道”というイメージもあるが、度々、スキーで来道していたことから、冬の北海道を知っていたために『北海道が良い』という思いが強まりました。長野県などの、他の府県でもスキーは楽しめますが、この北海道の雪質は素晴らしいです。

砂川市の魅力

砂川市 権田さん

砂川市の満足度
充分に満足しています。電気・通信、水道、上下水道など、基本となる生活インフラが整っており、その点では都会と変わりません。しかも、一歩街を離れると自然の真っただ中に入れます。
勤務先の同僚からは『なぜ砂川?』という声もあったが、2つの趣味が共に楽しめる地域という点では大いに満足しています。
住み心地
自ら車を運転するので、交通便に不自由はありません。妻が東京に頻繁に行っていた時期もJRを利用して新千歳空港から飛行機で往来していたが直通で便利でした。(注:現在は札幌乗換便のみとなっている)移住当初は近隣に店が少なかったですが、いまは店も増え、全く不自由していません。また、冬場の遊ぶ時の雪は好きだが、生活上の雪は今でもキツイです。道路除雪車が置いてゆく堅い雪には閉口しています。
伝えたい魅力
冬には天気が良ければ毎日でもスキーに出かけ、夏はRC飛行機三昧。妻はバードウォッチングの会で「野草のガイド役」をやっています。地域の人と楽しい時間も持てている。また、札幌に出て札響の音楽なども楽しんでいます。移住当初から町内会館の管理係を務め、その後は町内会副会長などもやるなど、地域とは良い関係を作ってきました。また、スキー、RC飛行機仲間もでき、仲間同士で海外旅行などにも出かけるなど、友達は数十人もでき楽しんでいます。

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