移住を思い立った理由は3.11東日本大震災です。津波の心配がなく、原発からも離れた安全・安心なくらしを求めて移住を考えました。また、「食への安心」もこだわりの一つで、有機農法や循環型のライフスタイルを目指していたことも大きく影響しています。
テレビドラマの影響で当初は北海道富良野を移住候補地して考えていました。しかし、いざ足を運んでみると移住決断となる決定打がありませんでした。その後も周辺地域の情報を探していると芦別市内の「丸山」の不思議な地形に魅力を感じました。また、丸山の近隣に「野花南」という素敵な地区名を発見したことで移住への興味が一気に加速しました。
そして、実際に芦別市役所を訪ねて移住相談したところ、市役所の熱心な応対をしてもらったことが移住決定の大きな要因となりました。
芦別での生活は100点満点です。
移住を決めた理由の1つである「丸山」を毎日臨み、空知川から立ち上る幽玄な霧、満天の星。きれいな雪虫。見るもの全てが新鮮です。
冬は寒いですが、芦別市は除雪体制がしっかりと行き届いており安心です。自宅から市内まで車で15分。必要な買い物も市内で済みますし、病院もあり不安なところはありません。
また、近隣での知り合いや友達もでき、とても良いお付き合いができています。
仕事については市役所の紹介を得ながら前職の経験を活かして就職することができました。給与は下がりましたが、その分生活費も安価ですので、やりくりできています。
自然がすばらしく、ドライブで2~3時間の範囲に見どころがたくさんあります。
私にとって芦別市は、一年中“飽きない”時間が送れる場所であり、人間らしく生きられる魅力が詰まっていると思います。