暑寒別天売焼尻国定公園内に位置する雨竜沼湿原は、花と水が織りなす神秘的で貴重な自然であると同時に観光資源として、多くの登山者を魅了しています。標高850メートルの台地に東西4km、南北2kmにわたって広がる湿原には大小数百の池塘(ちとう)が点在し、湿原性の植物が多く見られます。雨竜沼湿原は、平成16年に北海道遺産に、翌平成17年には国内初の山地湿原としてラムサール条約登録湿地になりました。
米づくりを中心とした農業が町の基幹産業であり、特産品の「うりゅう米(まい)」は暑寒別岳(しょかんべつだけ)からの清流で栽培され、ライスコンビナート機能を活用して籾の状態で低温貯蔵、一年を通して新米に近い状態で出荷しています。主産地としての責任と誇りをもって高品質・良食味米の生産に取り組んでいます。
有機農法で栽培された暑寒(しょかん)メロンは、青果肉のメロンで糖度が高く、さわやかな甘みが楽しめます。大玉で日持ちするのが特徴です。
道の駅田園の里うりゅう
国道275号線沿いにある道の駅。「雨竜沼自然館」では町内在住の自然写真家岡本洋典氏の写真を中心に雨竜沼湿原の四季折々の景色や動植物を紹介。「辻井京雲(つじいけいうん)ギャラリー墨響(ぼっきょう)」では、本町出身の書家辻井京雲氏の躍動感あふれる作品を展示、独創的な“墨の響き”が楽しめます。 特産品直売施設では、特産品である「うりゅう米」はもちろん、春には山菜、夏には旬の野菜などが並び、午前中には売り切れてしまうほどの人気ぶりです。
パークゴルフ場
爽やかな田園の空気の中にトドマツコースとダリアコース各18ホールを整備。用具はレンタルできるので気軽に手ぶらでお越しください。
史跡公園
本町開拓の拠点となった蜂須賀(はちすか)農場の事務所跡を憩いの広場として整備。公園のシンボル「アカマツ並木」は、昭和56年6月に北海道開拓記念保護樹木に指定されています。