新十津川の中央部を西から東へ流れる川。旧字名に上徳富、下徳富などして徳富は使われていた。 由来は、石狩川と徳富川の合流点付近をアイヌ語でトックプトと呼び、この当たり一帯をトック原野と称していたこと。「トック」はアイヌ語で「凸起(物)・凸出(物)」の意味で、「プト」は「川の入り口」。 松浦武四郎は「石狩川日誌」の中で「日数経て突区の里に来て見れば、ここもかわらぬ芦ぶきの宿」とうたっているが、ここでは「トック」に「突区」の漢字を当てている。移住民は最初「徳久」と漢字を当てていたがすぐに「徳富」に改められた。この経緯は明らかではないが「富」の漢字を使ったことは新村建設にかける移住民の願いが込められているように思われる。
新十津川のシンボル的なピンネシリ山。標高1100m。アイヌ語で「男の山」という意味。すぐ東南にマツネシリ(標高1002m)「女の山」がある。
吉野地区にある新十津川ダムのこと。「ルークシュぺツ」のシュぺツが省略した呼び名。「ルウ」は「路」、「クシ」は「通る」「ペツ」は「川」の意味。すなわち、道が通っている川ということになる。
和歌とは、吉野地区のワッカウエンベツ川(徳富川支流)川沿いの旧地名。正確には「ワッカウエンぺツ」といい、そのウエンぺツを省略した呼び名。「ワッカ」は「水」、「ウエン」は「悪い」、「ペツ」は「川」の意味。すなわち、水の汚い川ということになる。地元では通称「泥川」といい、ワッカウエンペツを意訳したものである。
新十津川産酒造好適米「吟風」を使った「白鳳 新十津川」や酒米を使ったお菓子が人気です。石狩川の伏流水と道内トップの酒米でつくられた地酒を味わってみてください。
玉ねぎ・リンゴなどを使用した秘伝ダレに漬け込まれた大畠のジンギスカンはどれだけ食べても飽きない美味しさです。
新鮮な材料、丁寧に下処理された大畠のホルモンは、臭みが少なく、その歯ごたえとのど越しはクセになります。
しんとつかわ陶芸まつりは、全道各地の陶芸家が集まり、自慢の陶芸作品を展示販売するイベントです。毎年多くの陶芸ファンで賑わいます。
しんとつかわふるさとまつりは、本町最大のイベント。新十津川町ならではのユニークな大会「泥(デイ)ブリッジ選手権」などユニークな催しが行われ、夏の暑さを忘れるにはもってこいのイベントです。
しんとつかわ味覚まつりは、収穫の秋に地元等で生産された旬な味覚を楽しむイベントです。芋煮鍋、香り良い手打ちそばなど心とおなかがいっぱいになります。
しんとつかわ雪まつりは、 家にこもりがちになる寒い冬でも満喫できるイベントです。「中華鍋押相撲選手権」「冬鍋大会」が心と体を温めます。